ご飯の冷凍保存 耐熱ガラス食器(ダイソー)でおいしく食べる方法

余ったご飯はラップで冷凍保存して温め直すのが一番おいしいと思う。しかしだからといってその保存方法がベストとはかぎらない。ラップの添加物が気になる人もいるだろう。

この記事ではダイソーの耐熱ガラス食器で冷凍保存したご飯をおいしく食べるために私が考えた方法を紹介する。なぜわざわざ記事にしたかというと、この容器、普通に利用してもご飯をおいしく食べることができないと思うから。ご飯の保存用としてはあまり考えられてないだろうし。

ダイソーの耐熱ガラス食器を使っている人はもちろん、ご飯をどんな容器で保存しようか検討中の人、他社製の耐熱ガラス容器や他の素材の容器を使っている人にも何か参考、ヒントになればいいなと思う。

ご飯は多めに炊いて冷凍

一人暮らしだとご飯は毎食炊くか、まとめて炊くか、保存はどうするか、ということを考える。一人暮らしの場合は自分なりのルールを決めている人が多いのではないかな。

私は3合ずつ炊き、即冷凍保存。基本的に食べるときに炊き1食分取り、残りを冷凍する。具体的な配分としては、基本1食0.6合弱ぐらいかな。グラム数でいうとご飯190g。これを4コ作り、残りの量を2コに分ける(残り2コというのはラップ保存)、というのが現在決めている配分。それで0.6合弱のものは昼夜、残りの2コは朝食べている。以前は0.6合ほどを5コ、0.5合ほどを6コというときもあった。

まとめて炊く理由として少量ずつだとおいしくないというのがある。なぜおいしくないか。簡単にいうと、ご飯のおいしい部分は釜の中心部分であり、少量だとそれがうすーくなってしまうということかな。また、分量も少量だと微妙な誤差が大きく反映されてしまいがちなのもある。最近は少量炊ける釜とか土鍋とか、一部では人気のようだけど。

とはいえ実はそれは後付けの理由で、本当はまとめて炊いたほうが楽だからかもしれない。まとめて炊かなきゃおいしくないというのはめんどくさがりの私にとってはいい口実にもなっている。

保存方法については釜で保温、冷蔵というのもあるが、冷凍が断然おいしい。釜については今どきの釜は高性能でという意見もあるけれど、私にはわかりません。少なくともうちの釜だとみるみるまずくなる。冷蔵は乾燥するね。これは話にならない。ご飯が劣化しやすい温度というのが2~3度といわれていて冷蔵だとまさにその範囲に入っていて完全にアウトということになる。

おいしく食べるにはラップが一番?

保存に使う容器としては、ラップで包むというのが一番おいしい。薄く平べったく形を整えるようにして包み、冷凍庫のアルミのトレイ(これはそれぞれ環境によって異なる)に乗せておく。

正直これは本当においしいと思う。知っているかぎりこれに迫るものはなかなか見当たらない。とはいえ私としては気がかりな部分もある。

気になるラップの添加物、コストは?

ラップ製品は添加物が使われていることが多い。これが気になる。そこで無添加のものを探してみるもレンジ不可だったりして条件に合わなかったり…。

添加物が気にならないのであればラップでいいのではないかな。危険性というほどでもない微々たるものなのかもしれない。私もまったく使わないというわけではない。というより使わない日のほうが少ないくらいだ。だがそういう情報を知ってしまっている以上少しは気になってしまう。とくにご飯を包んで保存なんていうのはすべての面を密着させているわけだから。

コスト的にはどうだろうか。製品にもよるが1コラップすると1円ちょっとぐらいかかる(私の簡単な計算では)。この数字はどうなのか。容器を使うと容器代であったり洗浄コストもかかる。それと比べるとどうか。コスト的にはラップのほうが得なのかもしれない。

私が使っているのはダイソーの耐熱ガラス食器 310ml


保存容器はダイソーの「耐熱ガラス食器」という商品を使っている。そのうち310mlのパターンで価格は200円(税抜き)。ご飯一杯分をこれに入れて保存している。現実的にちょうどよく入るご飯の量としては150g~200gぐらいかな(きっちり詰めればまだまだ入る)。冷凍保存、レンジ加熱ができ安価なものということでこの商品に落ち着いた。

素材はガラスがいいかなというのもあった。ガラス以外の素材でも冷凍や加熱に耐えられるものは多いけれど、どこか完全には信用できない部分がある。微量ながら有害物質が出るのではないかとか…。そういう点でガラスは心配ないかなと思う(根拠はないが)。割れる以外は大丈夫かなと。

ダイソーの耐熱ガラス食器のスペック


この容器、本体は耐熱ガラスで蓋はポリプロピレン(プラスチックの一種)、蓋は加熱不可となっている。そうなんです。「加熱する際、蓋を外してください」という注意書きがあるんです。この点は残念。

ポリプロピレンという素材についてはレンジ加熱できる容器に使われていたりする。たとえば弁当や総菜が入った使い捨て容器。この手の容器はポリプロピレン(PP)もしくはポリスチレン(PS)が使われていることが多い。そのうちレンジ加熱OKとなっているのはポリプロピレン(PP)である。すべてにあてはまるかはわからないが。これを参考にすると…どうなのかな。とはいえ私は加熱したことはない。まあ普通の加熱ではなく冷凍から加熱という大きな違いもある。

耐熱温度差は120度。これは本体部分についてのことかな。普通の家庭の冷凍庫の温度がマイナス20度ほどでそこから加熱すると…。なかなか際どい数字のようにも思えるが普通に使えている。使うまではアツアツのご飯を入れて急激に冷やすと割れるのではないか、冷凍状態から加熱すると割れるのではないかという心配もあったが、問題は感じていない。ただし個人的に使い方に気を使っている部分もある。

ご飯は水分が多いため凍る過程で膨張し、それで容器が割れることも考えられる。そうならないために、同様の種類の容器を扱っているIWAKIというブランド(AGCテクノガラス)では次のような方法を紹介している。

ごはんが温かいうちに、軽くおにぎり状にして入れてください。
フタ付きの保存容器でしたら、温かいごはんを入れ、フタをして上下左右によく振っていただきますと、中央にごはんが集まってガラスとごはんの間に空間ができますので、この状態で冷凍してください

よくいただくご質問|耐熱ガラス食器のiwaki【イワキ】

空間を作るといいようだ。

私はこれとは異なる方法で保存している。それについては後述する。

普通に使うとびっくりするほどまずい!?

ダイソーの耐熱ガラス食器ではじめてご飯を温め直してみたときは、とてもまずかった。上のほうが乾燥していて…まあ全体的に乾燥していたかな。外側になっている部分は全体的に乾燥していた。よく覚えてないけど。

この容器をご飯の冷凍保存用に使うというのは邪道なのか。ご飯の冷凍保存に耐熱ガラス容器というのは向いているのか否か。一度原点に戻りそんなことを考えた。私のやり方がよくなかったのかもしれないがそれにしても許容範囲とははるかにかけ離れていてびっくりした。基本的に変なことはやっていないと思うけど。

蓋がレンジ加熱不可ということで最初「シリコーン 置くだけラップ蓋」というこちらもダイソーで購入したものを乗せて温めた。サイズが何種類かある中で14cmのタイプ。本来は丸型容器に乗せ押すと軽く密閉のような状態になるもので円形をしている。これがとりあえず耐熱ガラス食器の四角には被さるので使ってみた。


この蓋が悪かったのかと思い次はラップを被せて試してみた。だがそれもまずい。となるとレンジのワット数の設定を変えればいいのかと試すがそれも違う。どうすればいいのかわからないからとりあえず水を加えて温めるというようなこともやったが全然ダメ。

ダイソーの耐熱ガラス食器でおいしく食べるには

問題1 ご飯の詰め方

問題の一つとしてはどうやらご飯の詰め方にあるようだ。はじめはIWAKIのサイトで紹介しているような方法を試した。といってもその通りにしたわけではない。「おにぎり状に」というのはラップか何かを使ってやるものだと思われるのでこれはせず、容器に入れ蓋をして上下左右に振り空間を作ることだけをしていた。上下に何回か振り次に左右に振る。これでとりあえず空間はできる。私はご飯を容器に入れるときにまず茶碗に入れそこから移すという方法をとったのでご飯と容器の密着度はもともとそれほどではなく、空間を作る作業としてはうまくいっていたと思う。しかしおいしいご飯を再現するうえでこのようなやり方はあまりよろしくないのではないかと疑った。

容器の中身を上下左右に振るとご飯が一つのかたまりのようになっていく。冷凍保存しておいしく食べるには(そのときにかぎらずかもしれないが)ご飯をぎゅうぎゅうにしないほうがいいということはよくいわれている。だがこの方法ではその禁止事項に触れてしまっている。「おにぎり状に」というのもよろしくないと思う。

ご飯はふわっとというのが鉄則。握ったり固めたりしないほうがいい。

ご飯はふわっと盛る

容器の中身のご飯を上下左右に振るような方法ではおいしさは保てない。と考えるとまずやったのは、容器とご飯との空間を作ることにそこまでこだわらず冷凍庫に入れるという強硬手段。結果、容器が割れることはなかった。ただし一度茶碗に盛り容器に移すという方法をとったため多少の空間はおのずとできていたと思う。丸い茶碗と四角い容器という違いも空間を作るには好都合である。

容器が割れないための対策となりそうなものは他にも後述する。

茶碗にご飯を盛る際はふわっと盛るようにするといいと思う。とはいえ容器に収める際の多少の窮屈さには妥協しなければならない。蓋を閉じることで少々潰れてしまうのは致し方ない。少なめの量であればその心配はなくなるかも。

さて、この方法でご飯の温まり具合はどうだろうか。少しはマシになったようにも思う。少しだけ。

実は他にも問題点があるためご飯の詰め方を改善しただけではおいしさを再現できない。

問題2 レンジ加熱時の熱の伝わり方

温めたご飯でとくに気になっていたのは盛ったご飯の表面、なかでも上面が極端に乾燥してしまっていることだった。これを改善するためにまずラップをしっかり被せるようにした。だがたいした効果はなかった。

空気や蒸気についての対策はある程度したものの効果なし。となると…私は熱の伝わり方に問題があるのではないかと考えた。

容器の本体の分厚い耐熱ガラスに対し、上面だけは「シリコーン 置くだけラップ蓋」であったりラップという薄い素材ということで熱のあたり方にかなり差が出てしまっているのではないか。そのように考えた。

容器に皿を被せて温める

そこで、上に皿を被せて温めるという方法を思いついた。冷凍ご飯が入った容器の蓋を取り、容器本体にまず「シリコーン 置くだけラップ蓋」を乗せ、それから皿を被せる。この蓋ではなく普通のラップでも可。でもこの蓋、上に乗せる皿の滑り止めにちょうどいいんだよな。

それはそうとこのシリコン製品、安全性は大丈夫なのかな。一応加熱できるものとはなっている。とはいえ気持ち的にまったく不安がないというわけではない。実はラップのほうがまだマシかも。ラップではなく安全なものをと思って買ったんだけど…まあいいや。


セットした感じ、見た目が釜みたいでなんかおもしろい。皿が土鍋の蓋のようにも見える。

そうやって温めた結果、表面が乾燥する問題がかなり改善された。これで食べれるレベルというか、自分の中での許容範囲に入るような出来になった。

上面を皿で覆うことにより全体的にゆっくりと熱が伝わるようになるのかな。それにより中のご飯の表面と内部への熱の伝わり方の差が和らぐのかも。

使う皿の厚みや温め時間、ワット数をちょうどよくあわせるとある程度おいしく食べることができるようになると思う。皿を被せると温め時間は長めにする必要がある。私は画像のような皿を使い750Wで2分30秒弱ぐらい、もう少し厚めの皿だと3分ほどという感じでやっている。

耐熱容器がやや冷たいかなというときでも中身はけっこう温まっていたりする。温めすぎてもご飯が乾燥するので適当なところで止めるべし。

問題3 冷凍時いかに密閉するか

その他の問題として、ダイソー耐熱ガラス食器は密閉性という面ではイマイチだ。蓋がカチッと閉じるものの、どう考えても空気をシャットアウトとまではいかない作りになっている。これでもほぼ問題ないかなとも思えるがやはり気になる。

上下逆さにして保存

その対策としては、容器を上下ひっくり返して保存するというのがいいようだ。

上下逆さにすることで何が違うのか。比重的に蓋よりも本体のほうが重いため、それを上にすることで重しとなり蓋との隙間が小さくなると思われる。

もしかすると他にも効果があるかもしれない。蒸気の流れであったり…いい感じにご飯の水分が保てるような…。はっきりとしたメカニズムはわからないが。

また、この方法は耐熱ガラスの割れ防止にもなると思われる。逆さにすることでご飯が蓋側へ行き本体との空間ができやすくなるからだ。

温めの際は逆さではなく普通通りで!

上下逆さで保存することでさらにご飯がおいしく食べれるようになったように思う。

温まった後はまた乾燥との戦い…ご飯を混ぜよう


温まったご飯は少し油断すると乾燥してしまうから早めに混ぜたほうがいいと思う。といってもほんの少しだけ時間を置いたほうがいいのかな。そのへんははっきりしていない。

ご飯温めて食事の準備してとばたばたしている途中でご飯を混ぜる時間を作るのもちょっと面倒。私は食卓が整いさあ食べようかというときに混ぜている。はっきり言えるのは、蓋を取ったらすぐ混ぜたほうがいいということかな。とくに上面がすぐ乾いてしまうからそこを隠すべし。

混ぜ方としては十字に切って4分割しそれぞれ下の部分を上に持ってくるような感じがいいかな。軽くほぐしながら。

※画像は説明した混ぜ方と違うかもw

おいしく食べるには…入れるご飯の量190gぐらいまでかな

耐熱ガラス食器 310mlでおいしくご飯を食べるには、ご飯を入れる量を190g程度に抑えたほうがいいと思われる。量が多いとご飯がぎゅうぎゅうになりふっくらせず乾燥してしまうように思う。

まとめ

以上、この記事ではダイソーの耐熱ガラス食器で冷凍保存したご飯をおいしく食べる方法を中心に述べた。

容器にご飯を盛るときはふわっと。
温めは容器に皿を被せて。
保存は上下逆さで。
それから、温めた後は混ぜるように。
おいしく食べれる量としては310mlのこの容器に対し190gぐらいまで。

自分なりに試した方法ということで理にかなっているかわからないが参考になればと…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です